現在、私立中学に通う中学生や保護者、私立中学に通っていた私立高校の先輩たちの本音を調査してみました!

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回答者:中学1年生361名
回答者:高校1年生381名
回答者:保護者351名

私立中学を考え始めたら知りたいリアル

Q1いつから私立中学を目指していたの?

データ

小学校3、4、5年の頃に意識をし始め、私立中を目指すようになった人が多いようです。ただ、小学校6年から勉強を始めた人も入学していることを考えると、いつから始めればいいということはなさそうです。

Q2私立中学を目指すようになったきっかけは?

友だちや保護者の経験、本人の意思がきっかけ。

中学1年生

  • 年上の友だちが私立中学に入って楽しそうだから。
  • 医者になりたいと思い、自然と興味を持った。
  • クラスの友だちが私立中学を考えていると知り、考え始めた。
  • 野球を続けていて、野球部の強い学校へ行きたいと思ったから。

保護者

  • 子供と将来について話し始めてから意識するようになった。
  • 自分が私立中学出身で、いい思い出が多いため。
  • 偶然、私立中学フェアに行き、子供が興味を持った。
  • のんびりした子供の性格上、じっくり向き合ってもらえそうな私立中学が合っているのではと感じたから。

生徒の皆さんは、家族や友だちなど身近な人から私立中学の雰囲気や部活動、行事などを聞いて、もっと知りたいと感じる人が多かったようです。また、保護者の中には「子供に選ばせてあげたくて、まずは私立中学があることを伝えた」という方や、「子供が将来の夢を話したことで進学先を選ぶことを考え始めた」という方もいました。

Q3公立中学と迷わなかったの?

私立中学のみ志望!迷わなかった派 中学1年生:72.8%、保護者:54.1%

私立中学のみ志望!迷わなかった派 中学1年生:72.8%、保護者:54.1%

  • 近くの私立中学へ見学に行き、先輩たちが楽しそうだったのを見たら迷いがなくなった。(中学1年生)
  • 海外留学プログラムがあり、将来を考えてどうしても行きたかったので悩まなかった。 (中学1年生)
  • 教育方針が明確なこと、中高一貫の学習に魅力を感じ、最初から私立中学進学のみ考えていました。(保護者)
  • 子供の入りたい部活動が地域の公立中学にはなく、本人の希望で私立中学を志望しました。(保護者)

公立中学と迷った・選択肢にあった派 中学1年生:27.2%、保護者:45.9%

公立中学と迷った・選択肢にあった派 中学1年生:27.2%、保護者:45.9%

  • 私立中学へ行くと小学校の友だちと離れること、合格できるのかなどの不安があって悩んだ。(中学1年生)
  • 自分にあう学校がわからず、公立中学と私立中学どちらがいいのか迷った。(中学1年生)
  • 私立中学の志望校は1校のみだったので、合格しなかった場合は公立中学へ通う予定でした。(保護者)
  • 公立中学の良さもあること、小学校の交友関係も大事にしたいとは思っていました。(保護者)

公立中学と私立中学、それぞれの良さを見ながらも私立中学に進学されたようです。

Q4学校を知るためにやってよかったことは?

データ

2020年度はweb上で、2021年度はミッドランドスクエアで開催された「私立中学フェア」は、一度に様々な学校の様子を見ることができ、各中学校の特色がわかりやすく、参考になるという声がありました。
また、体験授業や文化祭に行くと、在校生の様子が見られて参考になるようです。お子様と一緒に話を聞き、見学するのが志望校選びにつながるのではないでしょうか。

Q5私立中学進学の決め手はなに?

データ

中高一貫教育であること、先生や友だちとの出会いという意見も多くありましたが、最終的にはお子様本人の希望で決められているようでした。私立中学は学校により特色も異なるので、まずは幅広く見ながらお子様にあった学校を探してみてください。

Q6通学時間はどのくらい?

データ

通学時間の長さについて、気になったという人も42%いましたが、それ以上に私立中学へ行きたいと思う気持ちが進学を後押ししたようです。
先輩たちの通学時間を参考に、自宅から通えるエリアの私立中学を探してみるのも、志望校選びに役立つのではないでしょうか。

Q7私立中学に入ると1日の勉強時間はふやさないといけない?

データ

私立中学で3年間過ごした先輩たちへのアンケートでは、小学校の時と比べて自宅での勉強時間は変わらない、または1時間ほど増えた、という先輩が全体の8割以上を占めました。授業をしっかりと聞き、宿題や復習をすれば、それ以上は追加で勉強しなくても大丈夫という声もありました。

Q8私立中学の授業はついていくのが大変ってほんとう?

データ

私立中学の勉強面について、「内容が難しいのでは?」「授業の進度が速いのでは?」というイメージを持つ方もいるのではないでしょうか。私立中学に通った先輩たちは、そうした点に大変さも感じつつ、だから面白いとも感じていたようです。

Q9小学校時代の友だちと進学先がちがったことについて、今どう感じる?

データ

小学校自体の友だちが進学する公立中学と迷っていた先輩たちも、私立中学に入学して3年間を過ごしたことで、新たな友だちも増えて充実した日々を過ごしているようです。

Q10私立中学で過ごして、入学してよかったと思うところは?

「部活」
  • 専門知識がある指導者のもと、本格的に部活動に打ち込めた。
  • 部活の種類が豊富で、地元の公立中学にはなかった部活に入部できた。
「授業」
  • 通常の授業以外に特別講座がたくさんあって、どれも興味深かった。
  • 授業進度が早く、中学のうちから大学受験を見据えた学習ができた。
「学校行事」
  • 中高合同の文化祭があり、規模が大きく盛り上がった。
  • 体育祭、文化祭のほかにも行事がたくさんあり、学年を超えて多くの友達ができた。
「校外学習」
  • 芸術鑑賞やスキー研修など、いろんな経験ができてうれしかった。
  • 希望して語学研修に参加したことで、異文化や生の英語を体感できた。
「施設、設備」
  • 広い体育館や室内温水プールがあって、とても快適。
  • 基本的にどこも綺麗なことと、図書室の蔵書が多くておどろいた。

それぞれの私立中学では、独自の教育方針をもとにカリキュラムを組んでおり、その教育方針は行事や部活動など授業以外の部分にも表れます。また、施設・設備がきれいな学校も多く、先輩たちは私立中学ならではの良さを感じて楽しんでいたようです。